新聞広告

新聞第1面の下にある「さんやつ広告」は毎朝楽しみですが、昔から同じスタイルで掲載している出版社がいくつかある。見るとホッとする。よく見慣れた出版社も殆ど入れ替わってしまった。

「築地書館」@tsukijishokan (Twitter) は個性ある書籍を出版していて広告もずっと変わらないで洗練されている。ロングセラーも多くある。

八戸市の公営書店

八戸市営書店(八戸ブックセンター)ができるそうだ。95坪、年間約4,000万円の赤字を承知でやるらしいから周りの書店は堪ったものではない。しかも、自分たちが収めている税金が当てられるなんて耐えられないはず。ただでさえ減り続ける中小の小売書店、雑誌・コミックなどの一般書店が扱うものは置かないらしいがどうなんだろう。青森県八戸市の人口は 234,000人(平成28年度)、一人あたり170円が運営費として取られる。納税していない人もいるので単純割しても意味はないが、一人300円以上を書店の方々も同業者の経営に力を貸すことになるのではないか。市内に書店は、本屋ガイドによれば39店、タウンページで27店掲載されている。どれほどの書店が生き残れるのだろうか・・・。

かって、高架工事で駅が高架になり改札口の前にチェーン展開する書店ができることになったので、25年続けてきた私達の書店を閉めることにした。もう17年も前のことになる。私達とは違って公の組織が店を襲ってくる。しかも自分たちが収めている税金を使って。お店の従業員も含めて複雑な思いだろうと察します。

■八戸市の告知(八戸ブックセンター

■Huffingtonpost(「青森県八戸市が直営施設「八戸ブックセンター」開設へ」)

「本のまち八戸」を目指し”市営書店”をオープン!アルコールが飲めるスペースも

書店の独自性

朝日新聞に掲載された記事「書店は主張しちゃダメですか「民主主義フェア」の波紋」(2015/11/5)によると、

“「自由と民主主義」をテーマに開催していたブックフェアを、ネット上の「偏っている」といった批判を受けて一時中止した波紋が広がっている。”

らしい。

・『書店は主張しちゃダメですか 「民主主義フェア」の波紋』http://goo.gl/j49uQO

・『ジュンク堂民主主義フェアを見直し 店員ツイートに批判』http://goo.gl/DbzOdx

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「アマゾン・スチューデント・プログラム」

産経新聞(2015/1/10) の「『アマゾンでウチの本は売らない』巨人に立ち向かう小規模出版社の“矜持”」にチョット疑問が。
学生に対して「アマゾン・スチューデント・プログラム」の10%のポイントを還元するシステムがおかしいので出荷を停止している、ということのようですが、元々大学生協は組合員(大学生と教職員など)に対して10%前後の割引販売を行っている。これは独禁法が生活協同組合を対象外としているからです。
ならば「アマゾン・スチューデント・プログラム」は大学生協と同じシステム(生活協同組合ではないが)をとっているのであり、独禁法違反などとして国が停止を指示しないなら経営手法として当然だとも言えると思う。

出荷停止の処置をとっている3社は古くからある出版社で、独自の個性的な出版物を出されていて経営にはかなりご苦労をされているはず。3社で2,700点になるとのことですが読者の読みたいという要望と会社の安定経営を充分に考えられることを望みます。